18日、教育部が明らかにしたところによると、感染した受験生は市・道ごとに準備された拠点病院と生活治療センター29か所に設置された120の病床で修能を受ける予定だ。
教育部の関係者は「ある程度、仮需要を予測して病床を確保した」とし「感染者の状況を見極めながら追加的に病床を確保するか判断する」と説明した。
29か所のうち、24か所は病院で95病床が準備された。残りの5か所は生活治療センターで、25人が同センター内の病床で修能を受ける予定だ。
感染した受験生用の病床基準としては、感染病専担病院かどうかがまず考慮された。感染病専担病院が感染者を受け入れてきた経験を考慮した措置だ。また、修能実施による病院内の交差感染の危険性が低いところとして選定された。
また、教育部は隔離受験生のため、86の試験地区ごとに別途の試験場を運営する。現在まで113の試験場、754の試験室が確保された。自己隔離中の受験生3800人を受け入れられる規模だ。
教育部の関係者は「試験地区別に1~2か所が設けられる」とし「学生の移動距離や地域的環境を考慮して最大限多く確保した」と説明した。
教育部は、感染者と自家隔離受験生用の試験空間を十分確保したと見ているが、最近の感染者の急増を考慮して、追加の病床準備の必要性も排除できない状況だ。
この4日間、国内の1日当たり新規感染者が200人台を記録したのに続き、この日は300人台に急増し、修能防疫にも赤信号が灯った状態だ。感染・隔離受験生が増えた場合、修能防疫の負担も大きくなる。
ユ・ウンヘ(兪銀惠)副首相兼教育部長官もこの日開かれた市・道教育監合同修能点検会議で「最近の感染症拡散傾向を勘案すれば、自己隔離通知を受けた受験生が増える可能性がある」と述べた。
教育当局は修能前まで最大限感染者の発生を抑制する方針だ。兪副首相は「最も安全な試験環境の造成は生活感染自体を減らすこと」とし「国民の皆が一緒に手助けしてくれてこそ可能なこと」と述べた。
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