康京和 韓国外相と王毅 中国国務委員兼外相(画像提供:wowkorea)
康京和 韓国外相と王毅 中国国務委員兼外相(画像提供:wowkorea)
韓国と中国は、王毅 中国国務委員兼外相の「訪韓」実現に向けて調整中である。米大統領選の輪郭がはっきりしていく中、中国も本格的に対外的な動きに乗り出した。

今日(17日)外交消息筋によると、王毅外相は今月末 韓国と日本をつづけて訪問する日程を調整していて、24日から25日が有力視されている。

ただ 韓国外交部は「中韓外交当局は、高位級間の交流について疎通し続けている」とし「まだ決まったことはない」と伝えた。

王毅外相の訪韓がなされる場合、年内に進められている「習近平 中国国家主席の訪韓」日程の調整が最優先的な議題になるとみられる。本来 中韓は今年前半に習主席の訪韓を推進していたが、新型コロナウイルス感染症の拡散により不発に終わった。

習主席の訪韓により中韓首脳会談がなされれば、去る2016年のサード(THAAD:終末高高度防衛ミサイル)配置により膠着した中韓関係を正常化させるきっかけとなり、また 中国政府による限韓令(韓流コンテンツや韓国企業への圧力)も解除されるものとみられる。

中国は、ジョー・バイデン行政府発足が事実上 確定された状況の中、米国の主要同盟国である韓国と日本を訪れ、協力関係を強調する動きだともみられている。米中対立が続いている中、周辺国と協力を深めることが重要だということである。

一部では、王毅外相が訪韓・訪日を同時に推進していることから、日中韓首脳会談を話し合う動きだという見方も出ている。

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