14日、青瓦台(韓国大統領府)本館でテレビ電話を通して開催された第15回東アジア首脳会議(EAS)にキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長、チェ・ジョンゴン外交部第1次官、ソ・フン国家安保室長が参加している。(画像提供:wowkorea)
14日、青瓦台(韓国大統領府)本館でテレビ電話を通して開催された第15回東アジア首脳会議(EAS)にキム・ヒョンジョン国家安保室第2次長、チェ・ジョンゴン外交部第1次官、ソ・フン国家安保室長が参加している。(画像提供:wowkorea)
菅義偉首相は14日夜、テレビ電話で開かれた東アジア首脳会議(EAS)に出席し、中国を念頭に置いて「東シナ海で日本の主権を侵害する活動が継続されている」と懸念を示した。

 毎日新聞によると、菅首相は南シナ海についても「緊張を高める行動と国際海洋法条約に合わない主張が見られる」と述べた。

 菅首相はまた、“法の支配”などを重視する「自由で開かれたインド太平洋構想」に言及した後、この構想に沿ってASEAN各国との協力を強化していく考えを強調した。

 菅首相はさらに“南海九段線”内の海洋地域について、「中国が主張する歴史的権利は法的根拠を備えていない」というオランダ・ハーグにある常設仲裁裁判所(PCA)の2016年の判決に触れ、「判断は最終的であり、紛争当事国を法的に拘束するものだ」と述べた。

 中国が事実上の海洋境界線とみなしている「九段線」内には南シナ海の80%以上が含まれる。PCAの判決は、フィリピンが2013年に紛争調停を申請して出たものである。

 菅首相は、中国に対しては香港に対する統制を強化する「香港国家保安法(香港保安法)」に対する重大な懸念を改めて表明した。来年に延期された東京オリンピックについては「人類が災いを克服した証拠として開催する」と述べた。

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