親日企業、全北高速の創立100周年記念式が中止…「道民に心からの謝罪をせよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
親日企業、全北高速の創立100周年記念式が中止…「道民に心からの謝罪をせよ」=韓国(画像提供:wowkorea)
チョンブク(全北)民衆行動は13日、声明書を発表し「全北高速は親日反民族行為に対して明確な立場を明らかにし、道民に謝罪せよ」と促した。

この団体は「14日に開かれる創立100周年記念式を中止したからといって、全北高速の過去の親日行跡と労働弾圧の前歴が消えるわけではない」とし「自身の行跡に対し、道民と労働者たちに心からの謝罪をすることが最小限の道理」と指摘した。

さらに「日本に協力して朝鮮の民衆から搾取し、自身の腹を肥やした親日勢力が100年過ぎても羽振りを利かせ、各界に影響力を行使しているのが今の韓国の現実」と皮肉った。

また、この団体は「全北高速100周年記念行事の中止が意味するものは、万事必ず正しい道理に帰するということ」とし「我々地域の市民社会団体と労働者たちは、不義に抗った人々が保護され、不義に服従した人々が恥を感じる社会がより良い社会だと確信している」と述べた。

全北高速はこれに先立ち、今年初めから創立記念行事を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の拡散などを理由に記念式を中止したという。

全北民衆行動はこれまで記者会見などを通じて行事の撤回を要求してきた。

なお、全北高速は1920年に開業した全北旅客自動車商会を母体とした韓国最古のバス会社である。

全北高速創立者のチェ・スンリョル(崔昇烈、日本名:徳山昇烈)は、日帝時代の1943年、日本政府から紺綬褒章と賞杯を受け、1945年まで朝鮮総督府中枢院参議を務めた。

崔昇烈は親日反民族行為真相究明委員会が発表した‘親日反民族行為704人名簿’にも含まれている。

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