防疫当局は正しいマスクの着用を促している(イラスト)=(聯合ニュース)
防疫当局は正しいマスクの着用を促している(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国では13日から、新型コロナウイルス感染防止のためのマスク着用が義務付けられた施設や場所で着用せず、摘発されれば過料が科される。ソウル市は12日、マスク着用義務違反の取り締まりを13日に開始し、同時に取り締まりに関する市民からの相談を受ける対応チームを各自治区に設けると発表した。

 同市は、処罰よりも新型コロナ感染拡大の防止を優先するとの方針の下、取り締まりの現場ではひとまずマスクの着用を促し、拒否し続けた場合に過料を科す考えだ。

 初日の13日には地下鉄駅やバス停で取り締まりを実施するとともに、正しいマスクの着用を促すキャンペーンを行う。

 ソウル市は8月24日以降、行政命令により屋内外を問わずマスクの着用を義務付けている。公共交通やスポーツ施設、公演施設、学習塾、インターネットカフェなど屋内だけでなく、屋外での集会、デモ、イベント会場でも、食事などやむを得ない場合を除きマスクをきちんと着用していなければ10万ウォン(約9400円)の過料が科される。


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