新型コロナ隔離違反の外国人16人に追加出国措置…計61人＝韓国

韓国で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための防疫当局の隔離措置を違反した外国人16人を法務部（法務省に相当）が追加で出国措置したと11日、明らかにした。

　法務部は去る8月12日から前日（10日）まで隔離場所を無断で離脱した外国人16人に対して、強制退去・出国命令など出国措置を取った。彼らのうち12人に対しては、活動範囲制限命令による罰金を追加で科した。

　隔離場所を離脱して出国措置された外国人は4月1日から前日まで計61人だ。防疫当局と法務部は、今年4月からすべての入国者に対する義務的隔離および活動範囲制限命令制度を施行してきた。

　ただし、食料品が不足して周辺のコンビニを少しの間、訪問した場合や再検査の結果、陰性と確認されると、隔離義務が解除されたものと勘違いし、隔離終了1日前に隔離地を離脱した場合など、軽微な事例については、強制退去より低いレベルの出国命令、または罰金のみ科すなど滞在を許可した。