中国はバイデン米大統領当選者と「“米中1次貿易協定”の再交渉に乗り出す」という見方が出ている(画像提供:wowkorea)
中国はバイデン米大統領当選者と「“米中1次貿易協定”の再交渉に乗り出す」という見方が出ている(画像提供:wowkorea)
中国はジョー・バイデン米大統領当選者と「昨年1月に締結した“米中1次貿易協定”の再交渉に乗り出すだろう」という見方が出ている。

今日(9日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は、多数の中国政府の消息筋からの引用で「中国政府はバイデン当選者の就任後、昨年1月にドナルド・トランプ大統領と締結した“1次米中貿易協定”の再交渉を推進するだろう」と報道した。

この消息筋によると、中国側は「1次貿易協定は過度に米国に有利となっている」とし、現在 締結されている貿易協定を白紙化し、中国側により有利な交渉案のための対話の糸口を見出す努力をしている。

ただ このことに対して中国内部では意見が分かれている。米国が 非現実的な現在の中国の負担を考慮して合理的な交渉案をもって交渉に臨むという意見と、バイデン当選者が中国に有利な交渉案を提示する可能性は事実上「0」に近いという意見である。

これに関して、米中関係の専門家の一人は「中国は“1次貿易協定”の再交渉を確実に推進すると語ったが、バイデン当選者はこれを、知的財産権(IP)保護と人権問題などで、中国側の譲歩を得るための交渉カードとして活用する可能性が高い」と分析している。

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