咳の音で新型コロナ感染を判定…MIT研究陣が人工知能を開発=米国(画像提供:wowkorea)
咳の音で新型コロナ感染を判定…MIT研究陣が人工知能を開発=米国(画像提供:wowkorea)
米国では、咳の音から新型コロナウイルス感染症を特定する人工知能プログラムを開発した。研究陣は、試験結果がかなり高い精度を示したが、実際の新型コロナウイルス患者の識別に使用されるまで、より研究が必要だという立場だ。

米マサチューセッツ工科大学(MIT)は3日、携帯電話を介して録音された咳の音を通じて、新型コロナウイルス感染の有無を識別できる人工知能モデルを開発したと明らかにした。

研究陣は、このモデルを活用すれば、新型コロナウイルス関連の症状がない人も簡単に感染しているかどうかを確認することができると期待している。

全世界的に新型コロナウイルスの再拡散の兆しが現れ、ウイルスを制御するのに無症状の患者を迅速に識別することが重要となっている。特に、感染初期には、無症候者でなくても目立った症状が現れずに、感染者も知らないうちに他の人に拡散させる危険性が高い。

研究陣によると、この人工知能は、人間の耳で区別できないような咳の違いを感知することができる。スマートフォンで録音した音をこのシステムに適用させれば、有用な新型コロナウイルスの早期診断器になる可能性があるという主張だ。

研究陣は、疾病が言語や他の騒音に及ぼす微細な変化を研究した。この人工知能システムは、咳の音と対話を通じて、アルツハイマーかどうかを発見できるという研究陣の既存の研究をもとに開発された。研究陣は、新型コロナウイルスが再拡散されたことで、アルツハイマーの代わりに、新型コロナウイルスの研究に方向転換した。

研究陣は「分析結果は印象的だが、まだ行うことが多い」とし「このシステムの重要価値は、無症状者の健康な咳と感染者の有害な咳の違いを発見することである」と説明した。
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