サムスン電子、第3四半期売上約67兆ウォン=新型コロナも克服(画像提供:wowkorea)
サムスン電子、第3四半期売上約67兆ウォン=新型コロナも克服(画像提供:wowkorea)
サムスン電子が新型コロナウイルス再拡散にもかかわらず、第3四半期売上が67兆ウォン(約6兆1700億円)に迫り、新記録を達成した。営業利益も2年ぶりに10兆ウォン(約9200億円)を超えた。

 このような好実績の原動力は半導体、スマートフォンなど主力事業の善戦により、新型コロナで抑えられていた需要が爆発した家電部門での“サプライズ実績”が加わった効果とみられる。

 サムスン電子は連結基準で今年第3四半期の営業利益が12兆3533億ウォン(約1兆1370億円)と、前年同期比58.83%増となったと明らかにした。

 同期間の売上高は66兆9642億ウォン(約6兆1600億円)で、昨年同期間より8%、直前の四半期より26.43%増加した。

 2020年第3四半期、サムスン電子の営業利益は2018年第3四半期17兆5700億ウォン(約1兆6200億円)以降、2年ぶりに最高値に該当する。特に売上高は2017年第4四半期に記録した65兆9800億ウォン(約6兆730億円)を超えた歴代四半期基準、最高記録だ。

 財界では第3四半期サムスン電子の営業利益が12兆ウォン(約1兆1000億円)を超えたことより、売上高が歴代最大新記録を達成したことに注目している。営業利益はマーケティング、人件費などの費用を減らせば増える構造だ。

 その反面、売上高は言葉通り、製品とサービス販売を増やさなければ拡大できないため、“外形的成長”を成し遂げたという意味に解釈されるからだ。

 サムスン電子の関係者は「メモリー業況の改善とセット製品販売の好調などで、営業利益と利益率がいずれも大幅に増加した」と説明した。

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