アメリカ、欧州で封鎖令、各国の対応と景気連動する韓国に焦り=韓国(画像提供:wowkorea)
アメリカ、欧州で封鎖令、各国の対応と景気連動する韓国に焦り=韓国(画像提供:wowkorea)
世界的に新型コロナの再拡散が恐ろしく広がっている。 ヨーロッパやアメリカはもとより、アジアや南米でも感染者が記録的な数値となっている。 特に、北半球ではまもなく冬を迎える中でウイルスの感染速度が速まっている。

新型コロナの再拡散でヨーロッパはすでに統制不能状態に陥った所が多い。 このため、大半の国は再び閉鎖措置を取るなど、世界経済も再び影響を与えている。 第3四半期に突然反発し、回復の様子を見せた韓国経済も、少なからぬ悪影響を受けるものとみえる。

第3四半期の成長率がプラスに転じた韓国経済も、一緒に揺らぐ確率が高いことだ。 今月27日、韓国銀行は今年第3四半期の実質国内総生産(GDP)成長率が前期対比1.9%を記録したと発表した。

しかし、このような経済回復は再び沈む可能性が高い。 第3四半期の経済回復を牽引したのは、ほかならぬ輸出だった。

新型コロナの再拡散により内需が良くなかったにもかかわらず反騰を成し遂げたのは、自動車と半導体など輸出だった。 設備投資も機械類や運送装備が共に増え、反騰を導いた。

輸出がもたらした成長への貢献度だけでも、前四半期の-4.1%から第3四半期は3.7%へと大幅に上昇した。 一方、内需の貢献度は-1.7%に止まった。

第4四半期も同様に、韓国経済は外部環境に敏感に作用せざるを得ない。 ヨーロッパの封鎖令が続くと第4四半期の韓国経済に光は見えなくなるかもしれない。

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