大法院は、裁判所の保釈取り消し決定を不服として李被告が行った再抗告も棄却した。同被告は二審判決の直後に裁判所の保釈取り消しの執行停止決定により釈放されていたが、再び収監されることになった。
2008年から5年間、大統領を務めた李被告は18年4月に起訴された。自動車部品会社「ダース」を実質的に所有して会社の資金約349億ウォンを横領した罪や、ダースの米国での訴訟費用をサムスン電子に肩代わりさせるなどして総額163億ウォンを受け取った収賄罪などに問われていた。
一審は李被告に懲役15年などを宣告。二審は一審よりも約8億ウォン多い総額94億ウォンの収賄を有罪と見なし、懲役17年などを言い渡していた。
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