米シンクタンク“ハドソン研究所”のTVセミナーで発言しているオブライエン 米ホワイトハウス国家安保補佐官(画像提供:wowkorea)
米シンクタンク“ハドソン研究所”のTVセミナーで発言しているオブライエン 米ホワイトハウス国家安保補佐官(画像提供:wowkorea)
ロバート・オブライエン 米ホワイトハウス国家安保補佐官は、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長が核を放棄すれば、失脚することなく平和と繁栄をもたらした人物として評価を受けることができると主張した。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

オブライエン補佐官は28日(現地時間)、米シンクタンク“ハドソン研究所”が主催したTVセミナーに参席し「キム委員長一家が核を放棄すれば、政権の終末が訪れるかもしれないという憂慮が、北朝鮮側にある」と語った。

“ドナルド・トランプ米国行政府が任期期間、北朝鮮の完全な非核化を引き出せなかったことが、弱点や問題として映るのではないか”という質問に、オブライエン補佐官は「交渉相手に、彼ら(北朝鮮)が終末に至るかもしれないことを要求すれば、とても難しい交渉となる」と説明した。

オブライエン補佐官は、北朝鮮が核と長距離ミサイル実験を中断したことは、これまでの30年間 米大統領ができなかったことだと強調した。

つづけて「トランプ大統領がキム委員長と北朝鮮住民たちに対して、そのようにしようとしたのは代案的なビジョンである。核兵器が安全を保障するわけではなく、繁栄をもたらすわけでもないということだ。しかし 核兵器を除去すれば、北朝鮮の潜在力には限界がない」と語った。

オブライエン補佐官は「北朝鮮の住民たちが、数年間の制裁の中でも核兵器と長距離ミサイルを作ることができたのは、北朝鮮の人々が優秀で勤勉で創意的だからだ」と説明した。

つづけて「もし北朝鮮が武器プログラムを実物経済へと転換させるなら、非常に発展でき、キム委員長は失脚することなく、平和と繁栄をもたらした人物として評価されるだろう。これが 我々が見せようとしたビジョンだ」と付け加えた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96