韓国与党「共に民主党」代表、宅配業者の勤務状況を確認＝配達員の「過労死」疑いめぐり

韓国「共に民主党」のイ・ナギョン（李洛淵）代表が27日、ソウル市内にある韓進宅配マポ（麻浦）センターを訪問し、宅配物の仕分け現場を視察した。

　李代表は同日午前、仕分けがおこなわれている作業現場を訪問。勤務状態などをチェックした。

　これを前に、韓国で宅配業者に勤める配達員が相次いで死亡し、社会的に物議をかもす中で現地警察は死亡事件と関連し、本格的な捜査に着手。警察が死亡原因を捜査中の宅配業者配達員は8人にのぼると確認された。

　27日、警察庁によると死亡した配達員8人の死因を調査した後、「過労死」と確認された場合、該当の配達員が所属する企業に捜査範囲を拡大する方針だ。