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26日(現地時間)米国のブルームバーグ通信によると、中国の2020年第3四半期(7月から9月)の国内総生産(GDP)は、前年同期対比で4.9%増加した。V字反騰に成功した去る第2四半期につづき、プラス成長の勢いが一層 増している。去る第2四半期、中国は3.2%成長している。
このことで中国は、新型コロナ以降 G20のうちで唯一のプラス成長をなした国となった。
専門家たちは、このような成長が続いていくならば 中国は今後何年かの間に世界で最も大きな成長動力となるだろうとみているが、これからの経済5か年計画(2021年から2025年)がとても重要だと口を揃えている。
これは、中国の浮上を防ぐための米国の圧力が頂点に至っている現状況で、中国がどんな経済戦略を打ち出すかによって、それが米国に対抗できるか否かの分かれ目になるというのが、専門家たちの説明である。
香港大学アジアグローバル研究所の所長は「以前 中国政府が打ち出した“中国製造2025”のような政策をみると、米国を追い抜くという露骨なメッセージが盛り込まれていたため、米国から全方位的な圧力を受けざるを得なかった」とし「ファーウェイ事態などの圧力を受けている中国がこれからの5か年計画で、以前のように米国を挑発する政策を打ち出すことはないだろう」と推測した。
中国が今回の5か年計画で、米国を挑発せず、今の成長をつづけていくならば、無理なく10年以内に米経済を追い抜くだろうということである。
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