韓国インフルワクチン接種後に死亡59人…46人は因果関係の可能性「低い」、13人は調査中(画像提供:wowkorea)
韓国インフルワクチン接種後に死亡59人…46人は因果関係の可能性「低い」、13人は調査中(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局はインフルエンザワクチンを接種後に死亡したという届けを去る25日までに計59人を受け付け、そのうち46人は因果関係の可能性が低いと判断した。現在、調査中の残り13人は疫学調査が完了され次第、被害調査班会議を開いて因果関係を判断することにした。

 疾病管理庁は26日、このような内容を盛り込んだ資料を発表。インフルエンザワクチン接種後に死亡したとの届けは24日の48人から25日の59人に1日で9人増えた。去る23日には36人だった点を考慮すると、2日で23人増えたことになる。

 疾病管理庁は去る25日、被害調査班迅速対応会議を開いた後、追加された死亡事例20人について、予防接種との因果関係を判断。その結果、インフルエンザワクチン接種後、急性の症状が現れるアナフィラキシーショックはなかった。

 20人とも同一の医療機関、同一の日付、同一の製造番号接種者を対象に異常反応の可否を確認した結果、接種した部位の痛み等の軽症異常反応以外に重症異常反応事例はなかった。これを基にワクチンの異常や接種過程で問題が生じた可能性は低いと分析した。

 また、死亡事例に対する基礎調査と疫学調査の結果、ワクチンの異常反応と推定される所見がなく、基礎疾患の悪化による死亡可能性を高く見た。

 25日までに届けられた死亡事例と関連したワクチンは、計7社の製造会社、37社の製造番号だ。このうち同一製造番号で2件以上の死亡届けがあったのは計14件だった。

 被害調査班は、予防接種との因果関係を排除できない2人以上の重症以上反応(死亡を含む)事例が発生した場合に限り、インフルエンザワクチンの使用中止などを検討する計画だ。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 2