韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相(画像提供:wowkorea)
韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相(画像提供:wowkorea)
韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は今日(26日)日本の福島原発の汚染水放流問題について、日本の主権的決定事項だとしながらも、周辺国に影響を及ぼす可能性のあることであるため、透明な情報共有を要請していると伝えた。

カン外相はこの日 国会で開かれた外交統一委員会 外交部(外務省に相当)総合監査で、“福島汚染水放流問題は、日本政府の主権的決定事項なのか”という、与党“共に民主党”イ・ジェジョン議員の質問を受け「日本の主権領土内でなされる事項であるため、原則的にはそうだ」と答えた。

つづけて「その決定が、わが国民の安全に影響を及ぼす可能性のある事案であることから、日本側にこれからも透明な情報共有を要請しながら、国務調整室を中心に対応していく」と答えた。

イ議員は「去る2018年10月に構成された“福島汚染水タスクフォース”は、2019年8月になって初めて会議を開いた」とし「このような根本的な認識と安易な対応が、総体的に問題なのだ」と指摘した。

これに対してカン外相は「福島汚染水問題に関して、多くの議員たちと国民が憂慮していることは、十分承知している」と語った。

つづけて「外交部は、国際社会と相手国を対象に活動している部署だ」とし「国際社会の外交原則と規範を守りながらしてこそ、効果的外交もできる」と強調した。

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