療養型病院、療養施設、リハビリテーション病院のほか、家族や知人の集まり、バレエ教室などでクラスター(感染者集団)の発生が相次ぎ、新規感染者数が増加した。
紅葉シーズンを迎え、登山客や行楽客が増えている上、31日のハロウィーンも重なり、さらなる感染拡大が懸念される。
防疫当局は週末のため検査件数が平日に比べ少なかったにもかかわらず、新規感染者数が3桁台を記録したことから、感染者数の推移を注視している。
新規の市中感染者は前日(50人)より44人増加し、3桁台に迫った。地域別ではソウル市が20人、京畿道が65人、仁川市が3人と首都圏が88人だった。首都圏以外では慶尚南道が3人、大田市、忠清南道、忠清北道がそれぞれ1人。
主な感染事例をみると、京畿道南楊州市の療養型病院では計49人の感染が確認され、同道の軍浦市の医療機関と安養市の療養施設に関連する感染者は計40人に増えた。
また、京畿道富川市のバレエ教室で27人、同道楊州市の繊維会社でも21人の感染者が発生した。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された25人のうち、17人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日と変わらず計457人。韓国国内の平均致死率は1.76%となっている。25日の検査件数は6118件で、前日より651件多かった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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