25日、ソウル市のクロ区(九老区)によると、マンションではリサイクル収集品目のうち、ビニール類と小さな発泡スチロールは当分の間、収集しないと公示した。 マンション側は入居者に「ビニール類と小さな発泡スチロールは各世帯から従量制袋に入れて出してほしい」と頼んでいる。
リサイクル回収業者によると、新型コロナの長期化で宅配や配達が増え、プラスチックとビニール類の排出量が例年に比べて1.5倍以上増加した。 また、中国、東南アジアなどへの廃棄物の輸出が滞り、廃棄物処理問題が深刻化している。
更に、この地域の主な取引先であるリサイクル回収業者で9月に大火災が発生し、装備が焼けビニールやプラスチック類の搬入が難しい状況だ。
リサイクル回収業者の関係者は「アパートでビニールや発泡スチロールなどを回収した後、納品するところがない」とし「お金をもっとくれると言っても処理できないというので困り果てている」とため息をついている。
九老区だけの問題ではない。 今月20日にソウルの8自治区の共同住宅20か所でリサイクル回収遅延が発生した。
ソウル市の関係者は「リサイクル単価下落問題に加え、チュソク(秋夕)で人々が移動を自制したため物流移動が大きく増えた影響が1か月以上続いている」とし、「これまで回収を一切しないと拒否した業者はなく時間がかかっている状況であり、状況が悪化すれば自治体で解消するよう対策を直ちに施行できるようモニタリングしている」と述べた。
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