今まで文大統領はユ本部長の支援のために、13か国の首脳と電話会談をもつなど、一層 拍車をかけている。今週だけでもマレーシア(19日)、ルクセンブルク・イタリア・エジプト(20日)、インド・デンマーク(21日)など8か国の首脳と「電話外交」をしてきた。
文大統領はこの日、午後5時30分からカザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領と電話会談をもち、WTO事務局長選の決戦候補となったユ本部長への支持をはじめとして、両国の懸案について話し合ったと、青瓦台(韓国大統領府)の報道官が伝えた。
文大統領は電話会談で「次期WTO事務局長は、多国間貿易体制の信頼を回復させることのできる力量とビジョンをもった候補が選出されることが、とても重要だ」として、ユ本部長に対する韓国の新北方政策の核心国家であるカザフスタン側の支持を要請した。
文大統領は、ユ本部長こそ先進国と開発途上国間の利害関係を調整し、WTO改革を成功的に遂行できる候補だと強調した。
これに対してトカエフ大統領は、ユ本部長の最終ラウンド進出を歓迎するとともに、ユ候補が多くの国々から幅広く支持されていることを知っているとし、最終ラウンドでのユ候補の善戦を祈願すると答えた。
また 文大統領はこの日の午後8時30分からは、チリのセバスティアン・ピニェラ大統領と電話会談をもち、ユ本部長への支持を要請した。
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