香港財閥の孫娘、韓国で整形手術後に死亡…医師とカウンセリング室長を業務上過失致死などの容疑で検察送致(画像提供:wowkorea)
香港財閥の孫娘、韓国で整形手術後に死亡…医師とカウンセリング室長を業務上過失致死などの容疑で検察送致(画像提供:wowkorea)
韓国で整形手術を受けた香港の財閥3世が死亡した事件を捜査している現地警察が、医師と病院カウンセリング室長に対し起訴相当の意見を付けて検察に送致した。

 ソウル地方警察庁・広域捜査隊は去る21日、医師(40代、男)と病院のカウンセリング室長(40代、女)を在宅のまま起訴相当の意見を付けて検察に送致したと22日、明らかにした。

 医師は業務上過失致死、医療海外進出法・医療法・麻薬類管理法違反の容疑が適用され、カウンセリング室長は医療海外進出法違反と文書偽造の容疑がもたれている。
 
 警察の調べによると、去る1月28日ソウル・カンナム(江南)所在の病院で脂肪吸引手術を受けた香港人が死亡した。死亡したのは、香港のアパレル系財閥創業者の孫娘だった。

 遺族は翌29日、ソウル江南警察署に告訴し、事件の重大性を考慮して広域捜査隊医療捜査チームがこの事件を調査した。

 警察は、病院を家宅捜索し防犯カメラと診療記録、麻薬類管理台帳などを確保し、事件関係者の金融口座の分析、関連医療マニュアルの確認、関連機関の諮問、医療機器チェックなど様々な手段で捜査を進めてきた。

 その結果、警察は脂肪吸引手術の過程に業務上過失があったと確認。また、外国人患者を誘致する過程、手術の同意過程、プロポフォール管理などに違反事項があったと伝えた。

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