韓国・慶尚北道星州郡の住民たちは、THAAD基地につながる道路を車両などで塞いでいる(画像提供:wowkorea)
韓国・慶尚北道星州郡の住民たちは、THAAD基地につながる道路を車両などで塞いでいる(画像提供:wowkorea)
韓国国防部(防衛省に相当)と米軍は今日(22日)、キョンサンプクト(慶尚北道)ソンジュ(星州)郡のサード(THAAD:終末高高度ミサイル防衛体系)基地に、工事の装備を運搬することを伝えた。

一部では「サードの正式配置のための水準ではないのではないか」という見方から、警察と地域住民たちの間で衝突が予想され、緊張感が漂っている。

今日、“サード配置反対 テグ(大邱)・慶尚北道対策委員会”と住民などによると、前日午後 国防部が「明日(22日)、郡の生活施設改善のための工事の装備が入る」と、住民たちに通告した。

工事の搬入の知らせが伝えられると、地域住民たちは「国防部がサードミサイル発射装備などを運搬し、サードの正式配置を試みる動きだ」と主張した。

現在 地域住民たちは、サード基地につながる唯一の道路を車両などで塞ぎ、通行を遮断している。

国防部はこの日の午前10時頃、装備を搬入することを予告した。そのため警察も装備移送時間に合わせて、作戦待機中だとされている。

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