北朝鮮‘新型コロナウイルス’非常防疫法を制定=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮‘新型コロナウイルス’非常防疫法を制定=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が新型コロナウイルス感染症に関する非常防疫法案を出した。特に、韓国の社会的距離の確保3段階のように新型コロナウイルスの伝播危険度に応じて防疫レベルを分けており、注目されている。

内閣機関紙‘民主朝鮮’は17日「非常防疫法の重要内容について」というタイトルの記事を通して、新型コロナウイルス関連防疫レベル区分法を説明した。

メディアは「伝染病の伝播速度と危険性によって、非常防疫レベルを1級、特級、超特級に区分する」と伝えた。

1級は、北朝鮮内へ新型コロナウイルスの流入‘可能性’がある状況である。1級では、国境通行と動植物、物資の搬入を制限する。万が一1級状況で新型コロナウイルスが発生した場合、発生地域に人員と動植物、物資の移動を制限する。

第二段階である特級は新型コロナウイルスの実質的‘危険’が存在している状況である。この時は、国境を完全に塞ぎ、新型コロナウイルス発生地域を封鎖する措置をする。

超特級は新型コロナウイルスが‘致命的であり破壊的な災害を招きかねない危険’が造成された状況をいう。超特級の段階では、国境や地上・海上・空中をはじめとするすべての空間を封鎖し、集団の集まりと学業などを停止する。

また、新型コロナウイルスが発生した地域と隣接地域を完全封鎖し、全国的な範囲で協力な防疫事業を進行することになると、メディアは報道した。

メディアは「この法は、非常防疫期間の機関、企業、団体の公民、北朝鮮の領域にいる外国人に適用する」とし「防疫レベルに伴う具体的な行動秩序は別途で定めたことに従う」と強調した。

北朝鮮は現在、国境と沿岸だけを封鎖しており、新型コロナウイルス防疫レベル1級を維持しているものとみられる。

一方北朝鮮は、7月に脱北者が新型コロナウイルスの疑いがある症状を見せると、ケソン(開城)市を封鎖し‘最大の非常体制’を宣言した。北朝鮮が今回公開した貿易法案によると、当時の防疫レベルは‘特急’に準ずるものとみられる。

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