1年平均1765発の照明弾を放った韓国軍、公務員殺害捜索のときは全く使用せず(画像提供:wowkorea)
1年平均1765発の照明弾を放った韓国軍、公務員殺害捜索のときは全く使用せず(画像提供:wowkorea)
韓国軍が、海洋水産部(日本の農林水産省)所属公務員のイ(李)某氏(47)の遺体捜索作戦に、照明弾を使っていないこととは対照的に、過去10年間で夜間捜索のために、年平均1765発の照明弾を使用したことが分かった。

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軍は「照明弾は必要であれば、いつでも使用できる」としているが、一部では北朝鮮を気にしているからではないかという指摘が出ている。

国会の国防委員会に所属するユン・チュギョン国民の力議員が、19日に空軍・海軍から入手した資料によると、2011年から今年まで空軍・海軍は夜間捜索などのために、1万7650発の照明弾を使用した。1年平均で1765発を使用したことになる。

空軍は今年3月、チェジュド(済州島)のウド(牛島)海上で発生した漁船火災事故のとき、夜間の捜索中に148発の照明弾を使用し、同月のカンヌン(江陵)海軍行方不明事件の当時は、289発の照明弾を使用した。

キム・ジュンナク合同参謀本部・広報室長は、6日午前の記者会見において、殺害された公務員の遺体捜索作戦に照明弾が使用されていないことについて、「照明弾は必要であれば、いつでも使用できる」とし「(使用するかどうかは)当時の状況と条件を考慮して、総合的に判断した」と明らかにした。

続けて「夜間には当時、艦艇のサーチライトと光学装備などを活用して、捜索活動を実施した」とし「現在もそのように実施している」と説明した。
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