この消息筋によると、中国軍は東南海岸のミサイル基地を整備し、最先端の極超音速弾道ミサイル「DF17」を配備した。「DF17」は、昨年10月1日の中華人民共和国 建国70周年を記念した閲兵式で初めて公開された。最大射程距離は2500キロメートルに達する。
このような中国軍の兵力増強は、米政府が台湾に巡航ミサイルとドローンを含めた7つの主要軍事装備を販売する予定だという報道が出た直後になされた。
巡航ミサイルとドローンの他にも、ハープーン地対艦ミサイルと 上陸作戦などを阻むための水中機雷も、販売交渉のテーブルにあがっているとされている。
台湾は最近「香港のようにはならない」として、軍事力増強に力を注いでいる。台湾政府は来年の国防予算を史上最大規模に編成し、米国と数十億ドル規模の兵器契約を推進していることを明らかにした。
軍事専門家の一人は「中国軍はここ数年間 東南海岸の兵力を拡大し続けている」と指摘し「中国軍が台湾を狙った戦争準備に拍車をかけているとみられる」と語っている。
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