【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官は18日の記者会見で、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が来月に韓国を訪問すると明らかにした。 13~16日に米国を訪問した青瓦台の徐薫(ソ・フン)国家安保室長がオブライエン氏の来韓を要請。同氏が要請を受け入れたという。具体的な訪韓時期については、「いつでも変更される可能性があるが、米大統領選(11月3日)後になるとみられる」と述べた。 姜氏は徐氏の訪米結果について、「強力な韓米同盟関係を双方が改めて確認した」と評価した。 姜氏によると、徐氏は米要人らとの会談で、2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を巡る交渉の早期妥結のため、外交ルートを通じた協議を続けることで一致。膠着(こうちゃく)している非核化を巡る米朝対話などについても踏み込んだ議論を行った。 新型コロナウイルスに関しては、米要人らが徐氏に対し、「韓国の効果的な防疫は国際社会の模範」と評価し、両国はワクチンと治療薬の開発で協力することにした。 また、徐氏は世界貿易機関(WTO)事務局長選で最終の2人に残った産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長への支持を要請し、米側は真摯(しんし)に検討する方針を示した。
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