世界へ羽ばたくK-レギンス…XEXYMIX(ゼクシィミックス)、日本に続き中国・英国への進出を推進(画像提供:wowkorea)
世界へ羽ばたくK-レギンス…XEXYMIX(ゼクシィミックス)、日本に続き中国・英国への進出を推進(画像提供:wowkorea)
K-POP、K-ビューティーに続いて“K-レギンス”が世界に広がっている。先頭走者は「XEXYMIX(ゼクシィミックス)」だ。ゼクシミックスは最近、韓流ブームに乗って、日本での「Kレギンス」の人気拡大のために躍起になっている。また、今年を海外進出元年とし、年内に中国・英国などグローバル各地に進出する計画だ。

◇XEXYMIX(ゼクシィミックス)、年内に中国・英国進出に決着

 18日、ブランドエックスコーポレーションによると、年内に中国・英国など海外進出に乗り出す計画だ。ブランドエックスコーポレーションは、アスレジャー(「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせたスポーツウェア業界の用語)ブランド「ゼクシィミックス」を運営している。現地に直接進出する代わりに専門性を備えた現地企業と流通や供給契約を交わし、現在は詰めの調整段階に差し掛かっている状態だ。また、米国市場を攻略するための足場を整えている。

 アジア市場への攻略に乗り出す準備も整っている。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の推移を見極めながら香港にオフライン売り場のフラッグシップストアをオープンし、ゼクシィミックス、フィア、ミックストゥミックスなどブランドエックスコーポレーション保有ブランドを披露する計画だ。 香港にフラッグシップストアをオープンすれば、これは海外初の単独売場となる。

 ゼクシィミックスの関係者は「(海外輸出の)全体的な事業方式は韓国と同じくオフラインよりは自社ショッピングモールでのオンラインを中心に事業を進行していく予定なので、オフライン売場は一つ一つゆっくり増やしていく計画」とし「究極的な目標は輸出国を増やして、海外売上比重を二桁まで拡大するという目標」と説明した。

 このようにゼクシィミックスがグローバル市場に目をつけている理由は、すでに国内のレギンス市場にエスレジャーブランドはもちろん、カジュアル・アウトドア・SPA(製造・流通一括)ブランドが先を争って進出し、飽和状態に達しているからだ。

 業界の関係者は「レギンス熱風が吹き、関連市場が早いスピードで成長したが、それだけレギンスを生産・販売するブランドが多様になった」とし「ブランドが成長を続けていくためには新しい成長動力を確保し、海外進出を通じたチャンネル多角化が避けられない」と説明した。

◇「Kブランドを信じて買う」…日本の3大ショッピングモールで1位

 ゼクシィミックスはすでに昨年から海外進出の機会を持続的に模索している。今年からは目に見える成果を出し始めた。 実際に今年8月、日本の3大オンラインショッピングモールに挙げられる「楽天」入店3か月でヨガウェアカテゴリー1位になる成果を得た。以後も売上5位圏を維持し、持続的な人気を続けている。

 一部はゼクシィミックスの成果について「予想外の興行」という反応だ。通常「韓国企業の墓場」と呼ばれる日本に進出した企業のうち、手ぶらで帰ってくる企業が少なくなかったからだ。特に昨年、日韓両国間の対立の溝が深まり、国内消費者らが日本製製品への不買運動を繰り広げてきたこととは対照的な成果だ。

 このように新型コロナの影響で、ファッション業界がマイナス成長を記録したのとは違って、K-レギンスは急激な成長を続け、国内外市場でくまなく頭角を現わしている。外部活動が制限され、自宅に滞在する時間が長くなるにつれ、レギンスなど「ワンマイルウェア」の人気が高まったことによるものだ。

 特に、グローバル市場での韓流の存在感も、大きな役割を買っている。韓流ブームのおかげで、韓国産製品という理由だけで品質信頼度が高く、海外市場で人気を博しているからだ。 例えば日本で「恋の不時着」など韓流コンテンツが根強い人気を博し、ドラマの主人公が着用した服・アクセサリーなどKファッションが人気を集めている。

 業界関係者は「“韓国企業の墓場”と呼ばれる日本での成果は異例だ。 BTS・韓国ドラマの人気による韓流ブームの拡散が韓国産ブランドのイメージ向上に大きく寄与したためとし「Kブランドに対するイメージ改善でグローバル市場でのK-レギンスはもちろん韓国産製品の成長が一層期待される」と述べた。

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