コリアセールフェスタではさまざまな商品が大幅に値引きされる(資料写真)=(聯合ニュース)
コリアセールフェスタではさまざまな商品が大幅に値引きされる(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】11月1日から15日まで開催される韓国最大の観光・ショッピングイベント「コリアセールフェスタ」に、初めて広域自治体の17市・道すべてが参加する。メーカーの参加数も昨年の2倍以上となり、セール品目が大幅に増える見通しだ。産業通商資源部が16日、コリアセールフェスタに向けて政府と自治体の合同会議を開催した。 この日の会議では各市・道との連携イベントを確定した。ソウル市は「新型コロナウイルス感染症の克服」を目指して中小企業の優れた製品をインターネット上と実店舗で販売するイベントを実施する。光州市はオンラインでの「光州世界キムチ祭り」、釜山市は「釜山国際水産エキスポ」、大邱市は伝統市場のセールを予定している。 政府は農畜水産物と中小企業・小規模商工業者の製品の販売促進のため、一部のイベントに予算を付ける。 一方、企業からのコリアセールフェスタ参加申し込みは現在1084社に上っている。このうちメーカーは約700社と、2016年のイベント本格化後では最多。メーカーの参加が多ければそれだけセール品目も多様化する。電気自動車(EV)や衣料、家電、スマートフォン、化粧品など、さまざまな商品を割引販売する予定だ。 会議を主宰した成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官は「内需活性化が10~12月期の景気回復の鍵を握るだけに、コリアセールフェスタが消費回復につながるよう政府も積極的に支援する」と述べた。人々が安心してイベントを楽しめるよう、新型コロナウイルスの感染予防対策の徹底も求めた。
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