「親に虐待の疑い」通報も最終的に子供が死亡…警察「真相調査」=韓国(提供:news1)
「親に虐待の疑い」通報も最終的に子供が死亡…警察「真相調査」=韓国(提供:news1)
ソウルヨンチョン(陽川)区で、児童虐待容疑で調査を受けていた親の下で育てられた15か月の幼児が死亡した事件と関連して、警察が児童虐待の疑いがあると複数回の通報があったにもかかわらず、親の言葉だけを信じてきちんと調査していなかったのではないかという疑惑が持ち上がっている。これに対し警察は「調査団を設置し、死亡事件前の3件の届出を規定に合わせて処理したのかどうかを確認する」と述べた。

ソウル地方警察庁は15日午後、ソウル警察庁女性青少年課長をチーム長とする調査団(5人)を設立したと伝えた。

これに先立ち児童虐待に関する通報が最近5か月間で3回あったことを把握し、警察に対処の指摘があった。
ソウル警察庁は「陽川警察署刑事課では、今回の死亡事件と共に、以前の申告内容について徹底的に再捜査する」と明らかにした。
ソウル陽川警察署は13日、15か月の幼児A君がモクトン(木洞)の病院で死亡した事件の捜査に着手した。

A君の両親は先月23日、児童虐待疑惑の通報で警察の対面調査を受けた。当時の児童保護専門機関の職員が連れて来たA君の体の状態をチェックしていた病院の院長が虐待を疑って警察に通報していたと伝えられた。

通報直後、警察はA君の両親を対面調査することはしたが、特別疑わしい点は見つからなかったことが分かった。A君は後に死亡するまで親と一緒に暮らしていた。

警察関係者は13日にA君の検死を国立科学捜査研究院に申請した。

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