北朝鮮、公務員行方不明当日から領海侵犯の警告を放送(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、公務員行方不明当日から領海侵犯の警告を放送(画像提供:wowkorea)
北朝鮮によって殺害された海洋水産部(日本の農林水産省に相当)公務員のイ(李)某氏の行方不明申告を受理した当日の捜索開始の時点から、韓国側の艦艇に向けて領海侵犯の警告放送をしていたことが分かった。

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これについて、韓国側は「正常任務を遂行中」と通告したが、行方不明者については言及しなかったことが確認された。

イ・ジョンホ海軍作戦司令官は15日、ケリョンデ(鶏龍台)海軍本部で開かれた国会国防委員会の国政監査において、北朝鮮が行方不明者の捜索開始当日から国際商船網を通じて、北方限界線(NLL)の侵犯警告放送をしたかというハ・テギョン国民の力議員の質疑に「したと聞いている」と答えた。

イ・ジョンホ司令官は、北朝鮮が警告放送を行方不明となった初日の先月21日と翌日の22日にもおこなったことを確認した。

海軍と海洋警察は、行方不明の申告が初めて受理されてから約1時間後の9月21日午後1時50分からソヨンピョンド(小延坪島)近くの海上で捜索作戦を開始した。捜索は国防部が9月24日午前11時、李某氏の殺害事実を発表した直後に中断されたが、その後は再開して現在も続けられている。
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