「消防士・警察官のおかげで助かりました」…火災の中から助けられた住民からの感謝の手紙=韓国蔚山(画像提供:wowkorea)
「消防士・警察官のおかげで助かりました」…火災の中から助けられた住民からの感謝の手紙=韓国蔚山(画像提供:wowkorea)
「消防士・警察官の方々のご尽力に心から感謝いたします」

大型火災により、現在は仮宿舎に泊まっているウルサン(蔚山)市南区の住商複合マンションの被災者らが、消防士や警察官らに感謝の手紙を書いた。

11日午後、被災者向けの臨時宿舎であるスターズホテル3階ロビーの掲示板には、入居者らが書いた手紙がぎっしりと貼られていた。

マンションの21階に住むある住民は、「危険な瞬間にも、私たちの安全のためにまず助けてくださり、高い階の上り下りも大変だったのに、笑顔で助けてくださった消防士・警察官の方々に心から感謝しています。おかげさまで皆無事でした」と気持ちを伝えた。

また、他の住民は、「この大変で凄惨な状況にわびしく、息の詰まる思いですが、助けてくださった方々のおかげで、再び生きていく力をもらっています。ありがとうございます」と書いた。

9階に住む高校3年生の生徒は「消防士・警察官の方々のおかげで無事です。助けてくださった方々のご恩を死ぬまで忘れません」と書いた。

10階に住むある住民は、「緊急な状況で子どもたちを落ち着かせ、震えている娘に毛布をかけてくださった消防士さん。息子と手をつないで横断歩道まで導いてくださった消防士さんに深く感謝します」と書いた。

その他にも子供たちが、消防士が火を消す姿を描いた絵や「大人になったら消防士になります」、「消防士さんたちは英雄です」などと書かれた手紙がぎっしり貼られた。

マンション非常対策委員会の関係者は「大変な状況だが、助けてくださった方に感謝の気持ちを伝えたい」とし「入居者の心を集めて手紙を書くことにした」と話した。

対策委は、住民が作成した手紙を消防当局と蔚山市に渡す計画だ。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 83