国民の力のキム・イェリョン報道官はこの日、口頭論評を通じて「『真正な朝鮮半島平和の道』に終戦宣言と核兵器の共存はふさわしくなく、これ以上説得されることもない」とし、このように非難した。
キム報道官は「北朝鮮は閲兵式でこれまでより性能がさらに強化された新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)とSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を公開し、戦力を誇示した」とし「先制的には使わないが、北朝鮮を狙うなら軍事力を総動員する」という詭弁も一緒だったと指摘した。
続いて「『両手を取り合う日が来ることを期待する』とし、核兵器を前面に出した軍事力は放棄しないとは理屈に合わない」とし「韓国国民が命を失った。北朝鮮の軍事的脅威は警告のレベルを超え、実際的脅威として近づいている」と分析した。
キム報道官は「韓国国民が無惨に殺害された後も、父を失った幼い学生の批判に満ちた手紙にも、大統領にとっては終戦宣言だけがすべてのようだった」とし「真の平和と国民の安全が担保されない一方的な終戦宣言は、国民を欺瞞することに相違ないことを大統領は記憶してほしい」と強調した。
これに先立ち、北朝鮮は同日午前0時に閲兵式を行い、11軸(車輪22個)の移動式発射車両(TEL)に搭載された新型ICBMやSLBMなどの新兵器を公開し、これを午後7時、朝鮮中央テレビに録画中継した。
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