児童虐待、昨年3万45件…5年間で156%増加、両親が加害者77%=韓国(画像提供:wowkorea)
児童虐待、昨年3万45件…5年間で156%増加、両親が加害者77%=韓国(画像提供:wowkorea)
児童虐待が年々増加しており、対策の準備が急がれることが明らかになった。

キム・ウォニ の最新ニュースまとめ

29日、共に民主党のキム・ウォニ議員(全羅南道、木浦市)が保健福祉部(部は省に相当)から提出を受けた「過去5年間の児童虐待発生現況」によると、児童虐待の件数は2015年の1万1715件から2019年は3万45件に増え、5年間で156%大幅に増加した。

児童虐待の申告件数も2015年の1万9214件から2019年は4万1389件に増加し、5年間で115%増加した。

「児童虐待の行為者別発生」は、両親による児童虐待が77.4%(8万3193件)と最も多く、代理養育者が14.7%(1万5839件)、親類縁者が4.5%(4870件)、他人が1.5%(1705件)だった。

また、児童虐待が起こる場所としては、大部分が家庭であることがわかり、両親による虐待が主な部分を占めることがわかった。

特に、児童再虐待の件数が2015年の1240件から2019年の3431件と177%急増するなど、一度虐待された児童が繰り返し暴力と虐待に遭っていることが明らかになった。

また、児童虐待による死亡者は2015年が16人、2016年が36人、2017年が38人で2倍以上に増加、2018年には28人に一度減少したが、昨年は再び42人に増加した。

キム議員は、「児童虐待に対する国民の社会的認識は高まったが、過去5年間の児童虐待は156%、児童再虐待は177%増加し、状況は依然としてよくなっていない」とし、「第2、第3の『スーツケース監禁』、『ラーメン兄弟』事件のような不幸が繰り返されないためには、より根本的な対策の準備が必要だ」と説明した。

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