韓国国会議長「スウェーデン政府の支援を期待」…「WTO“兪明希”候補を援護」

スウェーデンを公式訪問している韓国のパク・ビョンソク国会議長は、世界貿易機構（WTO）の次期事務局長選挙に立候補している韓国産業通商資源省のユ・ミョンヒ（兪明希）通商交渉本部長のための“援護”に乗り出した。ユ本部長は、候補者が8人から5人に絞られた1次ラウンドを通過し、2次ラウンドに臨んでいる状況である。

パク議長は28日（現地時間）スウェーデンのストックホルムで、アンナ・ハルベルク通商相と会い、ユ本部長に対する支持を要請した。

パク議長は「ユ本部長は、長年の通商分野での専門家である。専門性、政治力を備え、開発途上国から先進国まで、協商を直接してきた方であるため、WTO事務局長として適任者だと考える」とし「ハルベルク通商相とスウェーデン政府の格別な支援をお願いする」と語った。

これにハルベルク通商相は「スウェーデン側で（ユ本部長を）支持しているが、ヨーロッパ連合（EU）がひとつの声となるのが重要だ」としながらも「（ユ本部長は）強力な候補者だと考える」と語った。