北朝鮮軍に銃殺された韓国の漁業指導員が乗船していた漁業指導船“ムグンファ10号”(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍に銃殺された韓国の漁業指導員が乗船していた漁業指導船“ムグンファ10号”(画像提供:wowkorea)
北朝鮮軍により銃殺された韓国の漁業指導公務員の兄は、韓国軍当局がこの公務員の“越北(北朝鮮への亡命)”の状況に関する諜報資料を海洋警察に提供することを検討しているという報道に対して批判した。

この兄は今日(28日)の明け方、自身のフェイスブックに「2時間経てば、弟の失踪から1週間となる」と伝えた。

つづけて「初期の捜索中の時、韓国軍が正常なシステムを作動させていたなら、このような悲劇はなかったはずだ」とし「軍は(弟に対して)“越北”というフレーム(色眼鏡)をかけて、何も言うこともできないまま、自ら一級機密である保安資料を公開しようとしている」と批判した。

また「このようなことが、大韓民国で今 なされようとしている」とし「堂々として誇らしい大韓民国にどうか戻ってほしい」と訴えた。

去る27日 韓国軍が、死亡した公務員に関する諜報資料を海洋警察に提供するかを検討しているという報道が出ている。

この関連資料は、北朝鮮の通信信号を傍受した諜報などで構成されているものと伝えられた。

この該当資料は韓国軍の発表の通り、死亡した公務員が銃殺される前、北朝鮮に“越北”の意思を伝えた状況が含まれている可能性も提起されている。

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