米メディアは、韓国の新型コロナ対応の成功の秘訣を集中的に分析した(画像提供:wowkorea)
米メディアは、韓国の新型コロナ対応の成功の秘訣を集中的に分析した(画像提供:wowkorea)
米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)は25日(現地時間)ホームページのメインに、韓国の新型コロナウイルス感染症対応の成功の秘訣を集中的に分析した。

WSJはこの日「韓国はどのように成功的に新型コロナを扱ったか」というタイトルでの長文記事で「韓国は、新型コロナ対応の『暗号』を解読したものとみられる」とし「その解読法は簡単で、柔軟で、見習うのが比較的容易だ」と伝えた。

WSJは「国連報告書を引用し、韓国が米国、英国より2倍も効率的に、感染者による他人への伝染を遮断した」とし「韓国の今年の成長率の展望値はマイナス0.8%で、これは経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で最高水準だ」と伝えた。

WSJは「韓国の成功の秘訣は、他のどんな国とも違い、技術と診断検査の組み合わせ、中央集中的な統制とコミュニケーション、そして失敗に対する絶え間ない恐れによるものだ」と分析した。

WSJはその一例として、発病初期 国産診断キットを素早く承認し、相対的に余裕のある財政と感染者追跡および情報公開システム、政府主導のマスク供給などをあげた。

世界保健機構(WHO)のグローバル発病対応ネットワーク議長は、WSJに「韓国のように、このウイルスとともに生きていき、抑制するのに適応した国は、全世界のどこにもない」と語った。

その結果 大規模な封鎖措置もなく、企業たちが営業をし続けることができたことで、経済的打撃を比較的少なく受けることで済んでいると、WSJは分析した。

このことは、2015年のMARS(中東呼吸器症候群)事態による、手痛い教訓が効いているとWSJは評している。

しかし「韓国政府の対応が、個人の自由を侵害し、宗教および市民団体たちが訴訟を提起し、8月に入り新型コロナが15主要都市と地方に拡散した」という点をあげ、まだ解決するべき事案が多いとWSJは伝えた。

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