中国の軍用機による台湾防空識別区域(ADIZ)への侵入など、軍事的脅威が連日 行なわれている中、台湾はミサイルの試験発射で立ち向かった。

24日 中国“環球時報”は台湾メディア“自由時報”を引用し、台湾がこの日の午後7時40分頃 台東で“天弓3型”防空ミサイルの改良型を発射したと報道した。この“天弓3型”ミサイルは「台湾版サード(THAAD:終末高高度防衛ミサイル)」とも呼ばれている。

この台湾軍のミサイル試験発射は、中国をけん制するための意図だというのが、専門家たちの分析である。

去る18日 台湾総統室は「中国の軍事的挑発は、自分たちの国際的イメージを損なうだけだ」として、軍事的挑発行為の中断を要求していた。

それにもかかわらず 中国軍が台湾防空識別区域への侵入と、台湾海峡近くでの軍事演習などの軍事的挑発を敢行し続けているため、台湾軍が今回のミサイル試験発射に踏み切ったとみられている。

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