第4次補正予算執行…支給手続き最小化で迅速に=韓国(画像提供:wowkorea)
第4次補正予算執行…支給手続き最小化で迅速に=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府が23日に国務会議を通過した第4次追加補正予算案の執行速度を高めるため、支援金の支給のための手続きを省略するなどの積極行政に出る。

 国務調整室はこの日、中小ベンチャー企業部(部は省に相当)・保健福祉部、教育部・雇用労働部など各部署の事例を紹介し、積極行政を通じて第4次追加補正予算を迅速に執行していくと明らかにした

 チョン・セギュン(丁世均 )首相は追加補正予算を心肺蘇生術に例え、「初期4分の対応が心臓が止まった患者の生死を分けるように、今回の補正予算も速度が重要なかなめだ。国民が迅速に支援を受けられるよう関係部署はすべての力を集中してほしい」と指示した。

 これにより各部署も執行速度を高めるため積極行政を実践する。中小ベンチャー企業部は新型コロナウイルス拡散により売り上げが減少した小商工人と、防疫レベルの強化で経営が困難になった小商工人に100万~200万ウォン(約9万~18万円)を支給する。

 中小ベンチャー企業部は政府が保有する行政情報を活用し、相当数の小商工人が別途に書類を提出しなくても、オンライン申請で迅速に支援が受けられるようにする計画だ。

 保健福祉部は既存の福祉制度や別の新型コロナウイルス被害支援プログラムで支援が受けられない低所得層の家庭に緊急生計資金を支援し、既存の支援より財産基準などを大幅に緩和して所得が減少した低所得層を発掘・支援する予定だ。

 児童特別ケア支援も今月中に支給を終える計画だ。福祉部・教育部は第1次追加補正予算の支援対象だった満7歳未満の子供に加え、小学生・中学生まで支給対象を拡大し、執行の迅速性と児童養育家庭の使用便宜性などを考慮して現金で支給する。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 85