環境部は今年の降水量と降水規模について、気象庁など多様な機関の資料を分析した結果、今回の梅雨の期間(6月24日~8月16日)の全国面積降水量は840ミリで、例年(492ミリ)よりも約1.7倍増加したと20日、明らかにした。
面積降水量は広い面積(流域全体)での降水量の平均を意味するもので、特にソムジンガン(蟾津江)流域の面積降水量は1069ミリで、例年に比べて約2倍の降水を記録し、これはこの一帯の流域における歴代最大の降水量と記録された。
降雨規模の分析結果では、チョルラブクド(全羅北道)ナムォン(南原)とクァンジュ(光州)地点の降水量が24時間基準で364ミリ、462ミリと過去の最大値をそれぞれ54%、22%超過し、これは確率的に500年頻度を上回る降水規模だった。
環境部は今年の降水量分析と共に‘気候変化対応洪水対策’樹立の1つとして、将来の降水量及び洪水量展望値も分析した。
分析の結果、降水量の場合、21世紀を3つに分けると、2011~40年、2041~70年、2071~2100年にそれぞれ3.7%、9.2%、17.7%増加するという。特に、21世紀後半には特定年度の降水量が41.3%まで増加すると予測された。
21世紀後半には特定年度の降水量が41.3%まで増加し、月別では9月の増加幅が最も大きく(24.3%)、11月は減少(-0.6%)して、季節的な偏差が大きくなることが分かった。
洪水量は2050年基準で現在比11.8%増加すると予想された。洪水量は流域別に偏差が大きく、ハンガン(漢江)流域は減少(-9.5%)する一方、クムガン(錦江)(20.7%)、ナクトンガン(洛東江)(27%)、ヨンサンガン(栄山江)(50.4%)、ソムジンガン(蟾津江)(29.6%)は大幅に増加すると予測された。
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