中央災難安全対策本部の会議の様子=20日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議の様子=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は20日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルについて、首都圏以外の地域でも現行の第2段階措置を維持する必要があるとの認識を示した。 丁首相は、このところ首都圏以外の地域でも新規感染者が1日平均20人前後確認されており、新たな集団感染や感染経路不明者も引き続き発生しているため、緊張を緩めることはできないと説明した。 このため、首都圏以外の地域でも第2段階措置が延長される見通しだ。 丁氏は秋夕(中秋節)の連休(9月30~10月4日)開始前まで1日当たりの新規感染者数を2桁台で抑えるとの目標を示し、国民に積極的な協力を呼び掛けた。 また、秋夕連休中の移動や人が密集する場所の訪問の自粛を求め、今回の秋夕を「家族と共にする名節」ではなく「家族のための名節」にすべきだとして、帰省の自粛を重ねて促した。
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