北朝鮮が日本の迎撃専用艦の建造推進を強く非難した(イラスト)=(聯合ニュース)
北朝鮮が日本の迎撃専用艦の建造推進を強く非難した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が、日本政府が検討を進めている弾道ミサイル迎撃に特化した専用艦建造について強く非難した。 北朝鮮外務省は19日に同省の日本研究所研究員の「地域の平和と安定を破壊する主犯」と題した文章をホームページに掲載し、「戦犯国の日本が周辺国の脅威をうんぬんすることこそ鉄面皮の極致であり言語道断」と批判した。 日本政府は、配備を断念した地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」計画の代替策として、弾道ミサイル迎撃に特化した専用艦建造を有力案とする方針を米側に伝達した。 これについて研究員は「日本が(専用艦の)侵略的な性格を隠すために迎撃専用と強調しているが、それが任意の瞬間に攻撃用に転換される可能性があり、作戦半径と機動性の側面で地上配備型よりも危険極まりないことは火を見るよりも明らかだ」と主張した。 日本が2015年に自衛隊の作戦範囲を拡大したことなどにも言及し「過去にアジア諸国の人民の前で犯した前代未聞の罪悪を清算する代わりに再び地域の盟主になろうとする野心の下で軍国主義復活の策動に狂奔している」と指摘した。 また、「火を楽しむ者が火によって焼け死ぬように、侵略と戦争策動に狂奔する者たちの末路は悲惨なだけだ。日本は歴史の教訓を忘れてはならない」と警告した。 同省は18日にもホームページに日本研究所研究員の文章を掲載し、日本で歴史的事実を否定し歪曲(わいきょく)しようとする動きが深刻化していると批判した。
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