金正恩 北朝鮮国務委員長は、「自身の子供たちに核兵器の負担を背負わせたくない」と語っていたことが伝えられた(画像提供:wowkorea)
金正恩 北朝鮮国務委員長は、「自身の子供たちに核兵器の負担を背負わせたくない」と語っていたことが伝えられた(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長は、訪北したマイク・ポンペオ米国国務長官に「自身の子供たちに核兵器の負担を背負わせたくない」として、「非核化の意志」が確認されていたことが伝えられた。

キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ

今日(15日・現地時間)出版された、ワシントンポスト(WP)のボブ・ウッドワード副編集長の新刊“Rage”によると、2018年4月初めにピョンヤン(平壌)を訪問したポンペオ中央情報局局長(当時)が「韓国側から北朝鮮が非核化する意志があると聞いたが、事実なのか」という問いに、キム委員長は「そうだ」と答えた。

キム委員長は「私はひとりの父親だ」とし「私の子供たちの残りの人生で、彼らの背中に核兵器を背負わせたいとは思わない」と語った。

また キム委員長はポンペオ長官に、当時 米国と北朝鮮が戦争に「とても近い」と語り、二人は「両国の緊張をこれ以上 高めないことを願う」ことに合意した。

ウッドワード副編集長は、キム委員長が当時 韓国側に「ドナルド・トランプ米国大統領と会う意向がある」、「非核化する」、「米韓軍事演習を受け入れる」、「核およびミサイル実験を中断する」と約束していたと伝えた。

このため米国はこのことを検証する必要があったことから、当時 ポンペオ局長の訪北はキム委員長から直接「約束」を聞くためのものだったと説明した。

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