ソウル南部地方裁判所のキム・ジンチョル部長判事は、感染病の予防及び管理に関する法律に違反した疑いで起訴された中国籍のA氏(33)に罰金500万ウォン(約44万円)を宣告したと15日明らかにした。
A氏は今年4月に中国から入国した後、2週間家にとどまるようにというヨンドゥンポ(永登浦)区庁の隔離通知書を受け取っても、7回にわたり自己隔離措置に違反した疑いで裁判にかけられた。
自己隔離期間にA氏は携帯電話を家に置いたまま銀行で用を足したり、大型スーパーや食堂を訪問したものと調査された。
裁判部は「新型コロナウイルスにより自己隔離通知を受けたにもかかわらず、複数回これに違反し多衆利用施設を訪問しウイルス伝播の危険性が高い犯行を行った」と指摘した。
裁判部は「携帯電話を家に置いて外出し、保健当局の追跡を避けた点で責任は重い」としながらも、「被告人が犯行を認め、最終的に新型コロナウイルスの陰性判定を受け追加の感染が発生しなかった点を考慮した」と明らかにした。
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