北朝鮮南部・黄海北道の水害被災地を視察する金正恩氏(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮南部・黄海北道の水害被災地を視察する金正恩氏(朝鮮中央テレビより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部長官に指名された徐旭(ソ・ウク)陸軍参謀総長は14日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)について「側近に権力を与える形態の委任統治は行っていない」との見方を示した。  徐氏は、長官としての資質や適性を検証する国会の人事聴聞会を前に国会国防委員会に提出した答弁書に「金委員長は現在、党・政府・軍を完全に統制しており、政権掌握には異常がないと評価している」と記した。 情報機関の国家情報院が先月20日、金委員長が妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長など一部の側近に権限を移譲する方式の「委任統治」を行っていると国会情報委員会に報告したこととは多少異なる見解だ。 徐氏は「ただ、主要職位者に一定部分の責任と役割を担わせる新たな形態の統治行為が一部みられる」と説明した。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40