韓国首相、開天節の集会「厳しく取り締まる」=8.15光化門集会きっかけの”新型コロナ拡散”、二の舞を懸念(画像提供:wowkorea)
韓国首相、開天節の集会「厳しく取り締まる」=8.15光化門集会きっかけの”新型コロナ拡散”、二の舞を懸念(画像提供:wowkorea)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)首相は9日、「一部団体が、秋夕(チュソク/旧盆)連休中に開天節(韓国の公休日、毎年10月3日)にちなんだ大規模集会を予告していることは、非常に残念である」とし、「国民の生命と安全は眼中にないのか、問いかけたい」と批判した。

 丁首相はこの日午前、政府ソウル庁舎で新型コロナウイルス中央災難(災害)安全対策本部会議を主宰し、「政府は、防疫を妨害し共同体の安全を脅かす行為に対し、国民に与えられた公権力を躊躇なく行使する」と明かした。

 警察によると、自由連帯と千万人無罪釈放本部など保守団体が来月3日、開天節にソウル中心部で数千人~3万人規模の集会を行うと予告した。
 
 これを前に、8.15光化門集会をきっかけに全国へと新型コロナウイルス感染が拡散。一部警察関係者も感染し、数千人にのぼる公務員らが投入され集会参加者を把握・感染追跡するなど、集会を発端に韓国社会は混乱をきわめた。
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