来週にASEAN関連の外相会議…韓国は「朝鮮半島の平和支持を要請」＝康京和外相

カン・ギョンファ(康京和)外交部(日本の外務省に相当)長官は、今月の9日から12日までビデオ会議で開催されるASEAN関連の外相会議に参加する。

外交部によると3日、康京和長官は、△韓国・ASEAN、△ASEAN+3(日中韓)、△東アジア首脳会議(EAS)、△ASEAN地域安保フォーラム(ARF)に参加する。当初、今年の議長国であるベトナムで開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の拡大により、ビデオ会議で進行される。

韓国政府は、新型コロナウイルスによる困難の中でも域内における連帯強化と平和増進のための意志の結集が重要である認識の下、保健・医療分野と経済回復のための域内における協力と連帯の必要性を強調する予定である。

特に、康京和長官は、域内の平和と安定のため、朝鮮半島における平和プロセスの進展が重要であることを言及し、対話の速やかな再開と朝鮮半島の平和に向けて、会議参加国の支持を要請する計画だ。

ASEANと米国、中国、日本、北朝鮮、欧州連合(EU)など、計27か国が参加するARF外相会議は、12日に開催される。加盟国は、朝鮮半島の情勢、非伝統的安全保障など、国際情勢と安全保障の議題について意見を交換し、参加国間の信頼構築と安全保障協力の強化策を模索する。