ロイター通信によると、IAEAは1日(現地時間)年例報告書を出し、去る1年間の北朝鮮による核活動への監視結果を発表した。
ただ IAEAはこの期間、北朝鮮が使用後の燃料でプルトニウムの再処理をした兆候はみられなかったと説明した。
ヨンビョン(寧辺)の核施設の実験用5メガワット(mW)の原子炉が、2018年12月初めから稼働が中断され、それ以降 プルトニウムの再処理研究施設は稼働の兆候をみせていないというのが、IAEAの分析である。
しかし これとは対照的に、寧辺の核燃料棒の製造工場では、車両が移動する姿と冷却装置の稼働の兆候が捉えられ、これは北朝鮮が遠心分離機で濃縮ウランを生産していることを示唆していると、IAEAは指摘した。
北朝鮮は去る2009年にIAEAの核使節団を追放したことで、IAEAは北朝鮮の核施設に直接接近することができなくなった。IAEAはその後 衛星写真などを通して北朝鮮の活動を間接的に監視している。
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