サラン第一教会の牧師退院で‘防疫妨害’捜査本格化…2次家宅捜索を実施=韓国(画像提供:wowkorea)
サラン第一教会の牧師退院で‘防疫妨害’捜査本格化…2次家宅捜索を実施=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスの集団感染事例が続出しているソウル市ソンブク(城北)区のサラン第一教会に対し、警察が‘防疫妨害’の疑いで2回目の強制捜査に乗り出した。

ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は2日午後4時30分から、サラン第一教会とチョン・グァンフン牧師の私邸など、4か所を対象に家宅捜索を進めていると発表した。

警察関係者は「2次家宅捜索は追加資料確保の必要性があるという判断から行った」とし「国民の安全を脅かす防疫妨害行為に対し、厳正かつ迅速に捜査を行う予定」と説明した。

警察は、今回の家宅捜索を通じて、チョン牧師やサラン第一教会関係者らの防疫妨害疑惑に関連し、確保した資料の分析が終わり次第、チョン牧師など教会関係者らを呼んで取り調べる方針だ。

これに先立ち、警察は8月21日、サラン第一教会の信者リストの確保などのため、最初の家宅捜索を行った。

当時警察は、家宅捜索用ボックス7箱以上を持ち出し、押収物の分析をした。教会側は23日に記者会見を開き、警察の家宅捜索が不法に行われたと反発した。

しかし、警察は24日、家宅捜索で確保した教会のパソコンと担任牧師であるチョン牧師の携帯電話を対象に、フォレンジック作業を開始した。

コロナの感染判定を受けて半月ぶりに退院したチョン牧師はこの日、教会前で記者会見を開き、「ムン・ジェイン(文在寅)大統領が国民を欺く行為を続けるなら、1か月は様子を見て、その後は命を投げ出す」と強く批判した。

これに対し大統領府は「反省はともかく、少なくとも申し訳ない態度を取るのが道理」とし「盗人猛々しいにも程がある」と指摘した。

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