30日午前、韓国釜山市のある教会では集合禁止命令の中、対面礼拝が強行された(画像提供:wowkorea)
30日午前、韓国釜山市のある教会では集合禁止命令の中、対面礼拝が強行された(画像提供:wowkorea)
韓国では新型コロナウイルス感染症が再拡散しているが、特に教会発の集団感染がかなりその火種となっている。去る27日 ムン・ジェイン(文在寅)大統領もプロテスタント教会の指導者たちと会い、非対面礼拝の指針を受け入れてほしいと求めた。

このような中、首都圏と一部の地域で“対面礼拝”禁止の行政命令が下された中、ほとんどの教会はこれを守っているが、一部の教会では対面礼拝を強行したという事実が明らかとなった。

30日 プロテスタント教会によると、対面礼拝が禁止されている地域では大型教会など、ほとんどの教会が非対面のオンライン礼拝を実施した。しかし一部の教会は禁止されている対面礼拝を強行している。プサン(釜山)市ではこの日 地域内1765の教会のうち42の教会が、市の行政命令に違反して対面礼拝を強行した。

対面礼拝を強行した釜山キリスト教総連合会長は「大韓民国には宗教の自由がある」とし「超法的な政府が共産社会でするようなことをしているが、政府は国民と教会を引き離すのではなく、和合するようにするべきだ」と主張した。

釜山市では、この週末に対面礼拝を強行した教会のうち、行政命令を違反した34か所に対して集合禁止の行政命令を下し、集合禁止命令を違反し対面礼拝を強行した教会8か所に対しては、警察に告発する予定である。

クァンジュ(光州)市では、1492の教会のうち12の教会が対面礼拝を強行した。

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