日韓関係が難航する中、安倍首相が電撃辞任…両国間の今後の展望は?(画像提供:WoW!Korea)(画像提供:wowkorea)
日韓関係が難航する中、安倍首相が電撃辞任…両国間の今後の展望は?(画像提供:WoW!Korea)(画像提供:wowkorea)
安倍晋三首相が、事実上辞任するという意向を明らかにしたことで、冷めた日韓関係を新しい首相の就任によって、日韓関係に変化が見られるかが注目されている。

韓国の専門家らは、安倍首相が辞任することにより、日韓間で対話を交わす機会ができたと見通している。ただし、次期首相に誰が選出されるかによって、関係改善の可能性が変わるため、日本国内の流れをしばらく見守る必要があるという反応だ。

聖公会大学日本学科のヤン・ギホ教授は、ニュース1との通話で「全体的に見れば、日韓最大の争点となっている強制徴用問題については、日本国民も自民党も立場の違いはないため、この問題に対する日韓関係の緊張は続くだろう」とし「ただし、時間が残っているので、日韓間で対話をする空白期間が作られたと見ている」と述べた。

ヤン・ギホ教授は「日中韓3か国首脳会議まで、2・3か月残っているが、日本で自民党総裁選出時に祝電を送るとか、日中韓3か国会議でも、関係改善を図る機会は作ることができると見ている」とし「対話の時間を持ちながら、対話のモンメンタムと日韓関係修復のための探索が可能だろう」と見通した。

なお、日本経済新聞と共同通信などによると、自民党は9月1日に総務会を開き、安倍首相の後任を選出する総裁選挙の方法について決定した後、9月中に総裁選挙を実施する予定だ。
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