中国政府は、新型コロナウイルスについて「中国が起源地ではない可能性がある」と主張した(提供:news1)
中国政府は、新型コロナウイルスについて「中国が起源地ではない可能性がある」と主張した(提供:news1)
中国政府は、昨年 武漢から初めて発生したものと推定されている新型コロナウイルス感染症について「中国が起源地ではない可能性がある」と主張した。

ロイター通信によると、中国の王毅 国務委員兼外相は27日(現地時間)「新型コロナが中国で最初に発病したのかは不透明だ」として、保健専門家と外国政府の見解に対して“疑念”を示した。

ノルウェーを訪問中である王毅外相はこの日の記者会見で「中国が昨年末 世界保健機構(WHO)にウイルスの存在を初めて報告したが、そうかといってウイルスが中国から発生したという意味ではない」と語った。

また「ウイルスは世界各地で発生していて、中国より早く他の国から出現していたかもしれない」と主張した。

このような発言は、「中国ウイルス」と呼んでいるドナルド・トランプ米国大統領を意識したものとみられている。

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